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JAGUAR NEWS

2014年12月3日

ジャガーは、ブラッドハウンド・ワールド・ランド・スピード・レコード・チームとのパートナーシップを発表

このプロジェクトでは、超音速自動車「ブラッドハウンドSSC(Super Sonic Car)」による、2015年に地上最速記録更新、2016年に時速1,000マイル(1,609 km/h)到達を目指すとともに、次世代の科学者やエンジニアに刺激を与えることを総合的な目標としています。現在の世界記録は時速763.035マイル(1,227.9 km/h)で、これは、イギリス空軍パイロットのアンディ・グリーン氏が1997年にジェットエンジン搭載の超音速自動車「スラスト SSC」を操縦して打ち立てています。アンディ・グリーン氏は、「ブラッドハウンドSSC」のドライバーとして、人間が成し遂げられる限界への挑戦を再度目指します。

ジャガーは、この目標を達成するための鍵となる革新的な技術や知識を有しており、それらを提供することで、このプログラムにパフォーマンス面で直接的なメリットをもたらします。最高出力550PSのジャガー製5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンは、「ブラッドハウンド SSC」に採用され、油圧装置を駆動するとともに、ロケットエンジン用の酸化剤ポンプの動力として重要な役割を担います。この酸化剤ポンプはロケットエンジンに推進剤として800リットルのHTP(過酸化水素)を20秒足らずで供給しますが、これは毎秒40リットルに相当します。

さらに、ジャガーはアンディ・グリーン氏のコックピットの設計もサポートしています。電装系、油圧系、エンジン始動、制御システム、安全監視、そしてブレーキなどのシステムを精密に制御できるようにし、ドライバーに最高の操縦環境を提供します。

さらに、ジャガーは、2015年と2016年に砂漠で実施される「ブラッドハウンド SSC」の記録への挑戦を支援するために、ハイパフォーマンスなドクターカーを2台提供する計画を発表しています。

なお、既に、11月初旬には南アフリカ共和国北ケープ州にあるハクスキーンパン砂漠の比較的柔らかい路面で、安定性と、わずか4.1秒の0-100km/h 加速、電子制御された最高速度300km/hを誇るAWD仕様の「Fタイプ R クーペ」を使用した重要な通信テストを実施しています。そのテストとは、「Fタイプ」に、ジェットエンジンとロケットエンジンを搭載した「ブラッドハウンド SSC」と同じ無線装置を装着し、同様の装置を装備したジェット機と相対して疾走し、通信状況を確認するというものでした。地上わずか50フィートの高さを時速500マイル (804km/h)で飛行する飛行機と、トップスピードで疾駆する「Fタイプ」がすれ違う速度は、時速約700マイル(1126km/h)にもなりましたが、地上のクルーと「ブラッドハウンド SSC」に乗るアンディ・グリーン氏との間で通信ができ、テストは成功裏に終えました。この後約12か月後に、「ブラッドハウンド SSC」はハクスキ-ンパン砂漠で初走行を予定しています。