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ダイビングの道中もイベントにしてくれる!
小島瑠璃子流、理想のクルマ選びの極意とは1993年、千葉県市原市生まれ。2009年、第34回ホリプロタレントスカウトキャラバンにて、約3万4千人の中からグランプリを受賞。その後さまざまなテレビ番組に出演するほか、モデルとしても活躍。2015年には、テレビ番組への出演本数最多(女性タレント。1-11月期に延べ429本)を記録。さらに、テレビ番組の企画でフルマラソンへの挑戦や、趣味のスキューバダイビング経験など、アクティブな一面もある彼女は、車も趣味のひとつ。
チャンネルを変えれば、いつもの笑顔!テレビで観ない日はないといってもよいほどの人気を誇る小島瑠璃子さん。バラエティ番組はもちろん、スポーツやニュース番組でも鋭いコメント力が印象的で、最近では教育番組の司会者にも抜擢されている実力派だ。そんな彼女、じつはクルマ好きとしても有名。今回のロケに入る際も「XEの車幅ってどのくらいですか?1,850? そんなに大きくないですよね?」などという発言に、スタッフ一同は驚かされた。「たしかに20代の女性でそこまでクルマにこだわる方は少ないかも」と笑う小島さん。今回はそんな彼女に“クルマ愛”を大いに語っていただこう。
「今年27歳になるので、クルマ歴はそれほどでもないんですが、デビューしたあと『お金が貯まったら両親にクルマをプレゼントしたい』とずっと考えていまして、『MINI・クラブマン』を買ったんです。ボディが白で屋根とホイールが黒、観音開きのリアゲートの可愛さに母の目がハートマークになりまして、『絶対コレがいい!』と。オプションにもこだわったので、ずいぶん追加金額が行っちゃいましたけど(笑) それがはじめて購入したクルマでしたね」
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最初に購入したクルマはご両親のため。今でもご家族の誰かがクルマを購入する場合は、みなさんでディーラー巡りをするのが楽しみとのこと。そんな家族想いの彼女が自身に購入したクルマは、こだわりの一台であった。
「はじめての所有したクルマというのは『プジョー・308CC』でした。趣味がスキューバダイビングで、いつもレンタカーで行っていたんですが、やっぱり自分のクルマが欲しいなって。4シーターのオープンカーがいいと探しはじめたんですが、そうするとセレクトが限られるんですよね。購入したのはテニスの全仏オープン『ローラン・ギャロス・トーナメント』の世界限定100台というモデルだったんですが、それがどうしても欲しくて中古で購入しました」
新車というチョイスもあったはずだが、お目当てのクルマとグレードがあり、あえて中古をチョイスした小島さん。クルマ選びにも彼女のこだわりが感じられる。
「ただこのクルマは、少し前のモデルということもあり、バックモニターのような最新車に付いているような運転アシスト機能がないんです。なので、かえって運転がうまくなって、今ではよかったと思います。あと、自分のクルマではありませんが、友達に借りてフェラーリを運転したことがありました。なんというか動物的・野性的な感じがして、クルマのことを “じゃじゃ馬”なんていうふうに表現することがあると思いますが、なるほどなと感じましたね」
クルマ好きとは伺っていたが、自分の好きなクルマの話になると止まらない小島さん。ダイビングのために、都内から静岡県は伊豆半島・大瀬崎まで3時間ほどクルマを走らせるほか、クルマに乗りたいという理由でレインボーブリッジを渡り、お気に入りの駐車場でボーッとすることもあるのだそう。多忙なスケジュールを縫ってはドライブを楽しみ、常にクルマに親しんでいるという彼女だが、最近気になっているのがジャガー。ということで、今回、ジャガーの中ではコンパクトで運転のしやすい「E-PACE」と「XE」を小島さんに体験していただくこととなった。
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伝統的で知的、しかも先進的なインテリア
XEのトルク感にも惚れ込んでしまいました「今回はまずSUVの『E-PACE』に乗らせていただいて、そのあとセダンの『XE』に乗ったんですね。そしたらXEのトルク感がすばらしく、絶対これ!というくらい惚れ込んでしまいました。アクセルを踏んだときの「出だし」がまず好きなんです。上品でしかも “自分が走りたい感覚のまま走れる”感じに、もうハマッちゃいました(笑) 鎌倉までドライブしてみたんですが、XEで走る海岸沿いのクルーズ感が忘れられません。帰りの高速道路で『アダプティブ・クルーズ・コントロール』なども試してみたんですが、ジャガーの運転アシスト機能は本当にラクでしたね」
「あと室内ではインパネにある2つのモニターから先進的な印象を受けました。ただ、雰囲気は伝統あるジャガーらしさというか、知的な感じもあわせ持っているんですよね。じつは私、クルマを選ぶときはカタチだけではなくて、内装と走りをより重視するんです。XEはどちらも大変好みですね(笑) カタチとしては『ジャガー・F-TYPE』のような流線型がもともとは好きなんです。ただ、ジャガーのクルマはXEもそうですが、“停まっていても走り出しそうなカタチ”にとても惹かれますね」
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小島さんが実際ジャガーを何日か試乗してのエピソード。インタビュー冒頭でXEの『トルク感が好き』というお話からスタートし、さまざまなドライブアシスト機能の感想など、どのお話もなるほどと思うものばかり。TVでのコメント力にもなるほどと感心しつつ、小島さんのジャガーに対する評価はさらに深いところに入っていく。
「何より、XEは運転のアシスト感がいいと思います。走る側の技量を求められる程度というか、ある程度ドライブのサポートをXEがしてはくれますが、運転する人の個性も尊重していい具合に走りを任せてくれるというか。たとえば同じ高級車でも、アシストや制御の度合いが強すぎて、どなたが運転しても同じ走りになるようなクルマって多いと思うんです。私も何回か最新の高級車を運転させていただいたことがあるのですが、私には運転していて物足りなく感じてしまうんですよね」ご自身がドライブしてきた、他車との比較も踏まえつつ、XEに対するコメントが止まらない小島さん。XEのドライブフィーリングがかなりお気に入りのようだが、ちなみにXEで出かけてみたいところはあるのだろうか?
「今回ご用意いただいたXEは、色もよいですよね。深みと高級感を感じるボルドーがかった赤というイメージで、本当に大人っぽいと思います。赤いクルマって、色味によってはちょっとカジュアルな感じが出てしまうんですが、この赤は本当に上品。今日の衣装のまま銀座に乗りつけてみたいですね(笑)」
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自分だけの空間を作ってくれるE-PACE
ラゲッジスペースはダイビングにもピッタリ!「XEは文句なしに気に入ったのですが、『E-PACE』にも好きなところがたくさんありました。まずは内装ですよね。座った瞬間のコックピット感というかドライバーに対するインテリアのフィット感は“運転するひとの、自分だけの空間”を作ってくれているような気がします」
「SUVなので天井も高いですし、サンルーフからの外光も心地良くて“すごく快適な空間を自分の家の外に持つ”感覚がありました。走りもパワーのモードを変えられるからすごく楽しいんですよ。これはXEでも同じなのですが『エコモード』『コンフォート』『ダイナミック』のモードがあって、たとえば『ダイナミック』に変えればエンジン音も変わりますし、アクセルを踏んだときのスタートも速くなります。スイッチひとつでその日の気分にあわせて変えられるのは楽しいですよね」
運転やトルク感が大好きな小島さんは、E-PACEのダイナミックモードがお気に入りの様子。ちなみに試乗していただいたE-PACEのエンジンは2リッターで180馬力を発生。対してXEは同じ2リッターながら250馬力を発生するジャガー独自のインジニウム・エンジンを搭載する。このあたりはグレードや好みによって、エンジンも組み合わせを選ぶことが可能だが、小島さんはこうしたエンジンの出力特性を見抜いていたのである。
「また今回の撮影時にE-PACEのラゲッジスペースに座らせていただきましたが、あの広い空間でダイビングの準備や片付けができたら、とても便利だと思います。ダイビングは道具がたくさんありますし、冬の季節のアクティビティにもピッタリなのではないでしょうか?私はスキーもスノボもやるので、E-PACEの雨と雪に対応したモードで、タイヤを履き替えて雪山にチャレンジもしてみたいですね」
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電気自動車I-PACEにも興味深々
自動運転時代でも自分で運転したい!?スキューバダイビングにスキー、スノーボード。四季を通じて、プライベートもアクティブな小島瑠璃子さんだけに、SUVはまさにピッタリということだが、話はジャガー初の電動SUV、I-PACEにも広がっていく。
「あとはジャガーの電気自動車『I-PACE』にもトライしてみたいですね。よくニュースでもヨーロッパで排出ガス規制の話があり、時代の流れで『ガソリン車が禁止になるかも』って思うことがあるんです。もし電気自動車だけの世界になったら、走りを楽しみながら環境を傷つけることもないんですよね?そうなっていくことを踏まえて、最近はEVのアプリをスマホに入れて、充電スタンドの場所を調べてみたことがありました。普段私は、2時間くらい外で食事していることがあるんですが、電気自動車だったらその間に充電できちゃうなとか、漠然とですがそんなことも考えています」
これからの自動車がどうなっていくのか? クルマの電動化、自動運転化など、小島さんとのトークはモビリティの未来の話にまで進展していく。「そういえば昔、小学校で“未来の車を考えてみましょう”っていう授業があったことを思い出しました。そのときに絵空事レベルで考えていたことが、どんどん現実になっていく。自動運転なんて、当時は夢のような話でしたが、すごいですよね。今は市販車でも縦列駐車が自動でできてしまいますし。 そのうちクルマ同士が連携しだして、衝突事故がなくなるかもしれませんよね。なので私は長生きして、クルマがどういう進化をたどっていくのか、見ないと、と思います(笑)」
小島さんのおっしゃる通り、5G時代の到来で、個々のクルマが常時つながる状態になり、センサーで衝突事故が回避できるほか、渋滞も解消するなど完全自動運転の未来はすぐそこまで見えてきている。ジャガーも自動運転ベンチャーのWAYMOと組んで、こうしたモビリティの未来を見据えた実証実験を行っているのだ。
「ただ、自分でアクセルを踏んでクルマが動き出して好きなときに好きな場所に行ける!そうした楽しみが恋しくなるかもしれませんね、私は移動が目的ではなくて、クルマの運転が好きなので、自動運転時代になっても自分で運転しているかもしれません(笑) そう考えると、なんかあったときには助けてくれるけど、乗り手の技術と注意力がある程度必要な、今の時代が私にとってもちょうどよいのかもしれません」
クルマの未来にも思いを馳せた小島さん。今回の試乗ではXEが気に入ったということだが、最近まで4シーターのオープンカーに乗られていたこともあり、近い将来ライフスタイルの変化でクルマのチョイスが変わるかもと話されていた。
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