ファクト
フリー走行と予選を通して、最大出力が使用可能です。これまでで最速かつ最高効率の
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最高出力:
250kW(335PS相当)
アタックモード:
235kW(315PS相当)
最高回生出力:
250kW -
0~100km/h
2.8秒
全長:
5,160mm
全幅:
1,770mm -
最高速度:
280km/h
バッテリー重量:
385kg
最小重量(ドライバー含む):
900kg
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I-TYPEのバッテリー
Generation 2リチウムイオンバッテリー(385kg、52kW)をカーボンファイバー製のセーフティセルに格納。バッテリーの使用可能エネルギー量は、スマートフォン5,000台をフル充電できる水準です。レース前に充電式エネルギー貯蔵システム(RESS)が充電され、レース中は回生ブレーキシステムがエネルギーを回収して、バッテリーに蓄えます。
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I-TYPEのパワートレイン
ジャガーレーシングMGU(モータージェネレーターユニット)はシーズン6に向けて新開発されたもので、Generation 2マシンでの最初のシーズンで培われた知識が投じられています。開発とテストでチームが焦点としたのは、
I-TYPE のパフォーマンスをさらに引き上げるためのMGUの軽量化と効率向上でした。 -
I-TYPEのインバーター
特製の炭化シリコーンモジュールを採用したI-TYPEのインバーターは、ジャガーレーシングが開発。直流電流(DC)をバッテリーパックに貯蔵し、モーターに供給される交流電流(AC)へと変換して、走るための電力を生み出します。
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I-TYPEの構造
新しいマシンの過激なルックスは、単に見かけの華やかさのみを追求したものではありません。I-TYPE 4 のデザインは、他の車両のすぐ後を追う場面であっても、大型のディフューザーの効果でダウンフォースを高め、卓抜したグリップを確保することに特化しています。特筆すべきもうひとつの特長は、FIAが新たに導入し、革新的なLED表示灯を備えるハロー(Halo)ヘッドプロテクション装置です。ハローがブルーに点灯しているときは、マシンとドライバーがアタックモードに入っていることを示します。マゼンタ色に点灯しているときは、ドライバーがファンブーストをオンにしています。つまり、お気に入りのチームやドライバーの戦略をファンが簡単に見て取ることができるのです。